上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
一昨日もちょびっと書いたのですが、
ちょくちょく林道や渓流や山の中行ってると
何だかやたら怖い時とかおちょくられてるのか?
と感じる時があります。

林道を上りはじめて(あっ車でですよ)しばらくすると
天気も良くて真昼間なのに総毛立つというか
全身鳥肌立ちまくるというか・・・
なんだかうまく表現出来ないのだけれど、とにかく怖い。
そんな日もたまにあります。

その怖さも幽霊などの人の霊的なものという類の物でなく
もっと大きなもの、自然そのものに対する畏敬・畏怖といった
類の怖さである気がします。

片側が崖下まで5、60mはありそうな
落ちればまず無事では済みそうもなく、
またもう一方は今にも大岩が崩れてきそうな
切り立った崖のある狭い道を通る時などや
野生と対峙した時など目に見える物理的な怖さもあるのでしょうが、
時に特に危険な場所でもない所でもそんなざわざわした感覚を
感ずる時など少し違った類の得体の知れないものへの
恐怖感もあるような気がします。

『何だか、今日は歓迎されてないねぇ』とか
(いつも歓迎されているのか判りませんが・・・)
『なんだかちょっとおちょくられてるのかな?』
なんて、たまに思う事があるんですよ。

昨年もその様な事が幾度かありました。

確か去年の春先、東の山へ行った時の事でした。
久しぶりに走った道が土砂崩れの後などでかなり荒れていて
物理的な怖さは感じました。

勿論、雪解け時期も終わり、尚且つ前々日に雨も降ったので
地盤も緩んでいたせいもあったのでしょう。

車止めのゲート下の駐車場付近まで行って車の向きを変え
もと来た道を下りだした直後、走りすぎた5、6メートル後へ
『カラっがらっ、からっ、ゴロン、バキっ・・・』と
派手な音とともに大岩から割れたと思われる
3、40㎝の石が道路脇の枯れた倒木を砕きながら
転がってくるのがミラー越しに見えました。

『ひえぇ~あと少し遅かったらやばかったじゃん!
驚いて思わず独り言を言ってしまいました。

この時だけなら先に書いた理由で済ませたのですが、
更に走り林道の入り口まであと半分というあたりまで
来た時です。

窓を開けていたので真横からまたあの嫌な音が聞こえました。
『ぱらっ、パラっ からっん、がらっ』
慌ててアクセルを踏みスピードを上げ
ミラーを見ると先程よりは随分小さいけれど
10cm位の石が2、3個走りすぎた直後へ途中でバウンドして
落ちるのが見えました。

総毛立ちました。

勿論、車の振動などで偶然も重なったとは思いますが
流石に同じ日にわずか10分程の間に2回も遭遇すると
『早く帰った方がいいな、というより早く帰れ!
と言われているみてぇ』と思い一刻も早く里に下りたい衝動に駆られ
一目散に山を後にしました。

実は『友と集う山』に行った時も薄暗くなった帰り道で
少しおちょくられたのかな?なんて思う事がありました。

先程書いた片側が崖下まで5、60mで、
片側が切り立った崖の辺りにさしかかった時の事でした。
友人と久しぶりに再会したせいで高揚していたせいか、
その様な恐怖感も忘れ普通に走っておりました。

山道ですし黄昏というのがぴったりくる薄暗くなりかけた
時間でしたので早めにライトを着けて走っていました。

そのライトの中の前方の道路に真っ黒い5cm程のものが
左手の崖側から右側へ横切るのが見えました。
多分ネズミかモグラだろうと思い、
右手の切り立った崖の姿が消えたあたりへ車を停め
本当に何も気にせず車の中から崩れた石の間を凝視していると

『ぱらぱらっ』上方で何かが崩れ始める音がしました。

『なんか来る時あそこ恐かったょなぁ』
ふと友人たちとそんな話していた事が頭を過ぎり
慌ててその場を離れました。

その場所は台風の影響で土砂崩れのため
落石防止ネットが外れこれから工事する為
とりあえず崩れ落ちた土砂だけ撤去してある感じの所でした。

幸いそれ以上何も落ちてくる様子はなかったのですが
自分の不注意さと濃くなった闇に何だか弄ばれたような気がして
不意に怖ろしくなり完全に暗くなった道を急いで下りました。

この手の話をするのに丁度よい時間になってきました。
もう少し続けますね・・・
実は去年から書きそびれていたのですが
『秋真っ盛り 四之巻』『紅葉前線』で西のお山の帰りに寄った滝でも
そんな事がありました。

あの日は画像を見てもらえば判るとおり、
去年の秋にしては珍しく良い天気でした。

何度か行き来していて気になっていたのですが
いつも時間が無かったりで、なかなか寄れなかった場所があったので
思い切って寄ってみたんですね。

観光名所にしようと市でも看板出したりしてあって
いやでも目についたので一度行こうとは思っていました。

案内板の矢印の方へ行くと、
途中でどちらへ行けば良いのか判らなくなりましたが、
どうやら大水の時にでも丸太の橋が流されてしまったらしく
渓流脇に大きな丸太を組んだ橋らしきものが置いてありました。

水量と川幅もそれ程ではなかったので石伝いに向こう岸へ渡り
その滝があると思われる方へ行ってみました。
確かに何段かに落ちる幾つもの滝がありました。
DCP_5492.jpg

           DCP_5493.jpg

岩を伝い上の滝へ出て、滝の画像や
DCP_5494.jpg

落ち葉の画像をカメラに収めて、
    DCP_5495.jpg
 
              DCP_5496.jpg
    
見上げたこの場所の7、8m上方のほぼ垂直の崖の途中に
おれの頭上にせり出して岩から直接生えている様な
この樹の画像をカメラに収め
       DCP_5497.jpg
1mほど移動し上流の滝の画像を1枚収め
DCP_5498.jpg

2枚目を撮ろうとカメラを構えアングルを決めている時
突然、頭上の崖で『ガラッガラっ、バキッバキっ!』
と明らかに岩の転がる音が響きました。

夢中で狭い水辺を石伝いに更に2、3メートル上流の
1段上がった岩の上へ急いで駆け上がりました。

『からっ、ばきっ、カツん!どんっ!』

振り返ると先程おれがカメラを構えていたあたりに
折れた枯れ枝がありました。
どれが落ちてきた石なのか確認は出来ませんでしたが
折れた枯れ枝と石の欠けた跡を見て
あのまま、あの場所に居たなら・・・。
ゾッとしました。

走っただけのせいではない動悸の激しさと
全身がざわざわと総毛立つ感覚。

そのあとも何枚か画像を収めましたが
日も少し翳ったせいなのか
空気もひんやりとしてきたせいなのか
その一帯だけ何故か異質な感じがしました。
    DCP_5499.jpg


落石など崩れやすい岩盤の山中では偶然かもしれませんが、
その偶然を引き起こす要因には人智を超えたものもあると
おれは思っています。

時に臆病なくらいに思えても、そんな怯えを自分の中に感じた時は
やはり素直にその感覚に従った方が良い気がします。
Secret

TrackBackURL
→http://kojizou.blog25.fc2.com/tb.php/97-1c65fc7d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。