今日は46年ぶりに日本で皆既日食が見られるということで
朝からどのテレビ局でも特集を組んであちこちから中継していた。
前回の皆既日食は1963年(昭和38年)7月21日だったという事で
当時まだ10ヶ月の赤ん坊だったおれは当然覚えているわけもなく
今回が初体験となる

この2日ばかりたまっていた事務仕事の為に珍しく昼間家にいたのだが、
うちのあたりは昨夜からの雨が幾分残りどんよりとした厚い雲が空一面を覆っていた。

部分日蝕とは言え『こりゃ駄目だな』とあきらめて、
一向に進まぬプランニングやら見積もりをしていた
それでも10時頃になると気になって隣の居間のテレビをつけてみた。
相変わらず各テレビ局は中継先とスタジオをつなぎ特番をやっていた。
外を見ると雨は止んだものの相変わらずのどんよりした厚い雲

『やっぱ駄目だわ

あきらめてテレビで見ようと思い付けっ放しにしたまま
仕事部屋へ戻ると外に止めてある渓虎のフロントガラスに薄っすらと日が射している

縁側(デッキというほどのものでない)へ出て空を見上げると
雲が薄くなって幾らか太陽が見えていた
慌ててカメラを持ちサンダルをつっかけて庭へ出ると
曇りが幸いして薄くなった雲間から欠け始めているお日様が肉眼でも見てとれた
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何枚か写真を撮りつつ縁側から居間のテレビを見ると
皆既日食が始まっていた
何だかわけもなく、涙が流れた

宇宙の歴史からすればたかだか46年という時間など
ほんの一瞬にもならない極少にも満たないほどの時間だけど
自分の生きてきた46年と10ヶ月ほどの時間を考えると
それは決してそれほど短い時間でもなく、
前回から46年ぶりの日本で見られる今回の皆既日蝕と
地球の年齢とされている46億年とおのれの46歳という数字の符合に・・・
そしてテレビの画面とは言えども美しく神々しい宇宙の営みに感動した

再び外へ出て写真撮っていたが流れる雲がまた厚くなりお日様が見えなくなった事と
上を見ていた首の疲れで部屋に戻った。

目がしばしばしていた
それにしてもおれらの小さい頃など理科の時間などに平気で黒い下敷きや
しょぼいもので太陽を見ていたのに・・・
時の流れとはこんなにも世の中の常識を変えるものかと・・・変に感心した

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