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こちらに向かってこなかった事に安堵しつつ再び陽だまりと落ち葉の坂を駆け下りる。
『もしかして・・・?』広場には渓寅号とそいつしか居なかった。
少しほっとした。

"そいつ〟とは威嚇してさかんに吼える"犬〟だった。
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猟犬らしく首には首輪とGPSか何かの発信機だか受信機だかを着けていた。
少しほっとしたのは先程、坂の上で誰も居ないと思って叫んでいた事を
飼い主に聞かれたのでは・・・?
と少し恥ずかしくなっていたからだ。
口笛を吹いたりして近づこうとするが警戒して5m位の間隔をあけている。


しばらく吼えていたがそのうち安心したのか諦めたのか飽きたのか
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やはり少し間隔を置いて草の上に寝そべってくつろいでいる。
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しかし彼は何でここに居るんだろうか?
猟に来て置いてきぼりを食ったのか?
それとも飼い主のハンターが何処かに居るんだろうか?
えっ?なんで彼かって?そりゃ立派な○ンチ○付いてましたから・・・。

昼時でもあったし、いいかげん腹も減ったので弁当を食う事にした。
やたら食わせていいものかとも思ったが一人で食うのも忍びなかったので、
彼にもおかずとご飯をおすそ分けしたが、最初に投げた玉子焼きに気が付かない?
鼻があまり利かないのだろうか?
彼は殆ど噛まずに飲み込んでしまったので瞬く間に弁当は終った。
もう少し食わせてやりたかったが、既に弁当は無い。
チャルメラが一個あったので、そのままの麺だけ手で持ったままやると
上手に咥えてバリバリと豪快な音をさせて食っていた。
それも食べ終るとようやくいくらか腹も膨れたのか、
山の上へ続く道を登っていった。

腹ごなしにそこいらうろうろしているとハイライトの吸殻が沢山落ちていた。
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本数からしていっぺんにこの場所だけで吸うには多すぎる。
どうやら車の灰皿のを捨てたらしい。
菓子パンの袋やら空き缶やら飴の包み紙を拾って荷台のゴミ袋に入れる。

そんな事をしていたら彼がまたどこからともなくやってきて
周りをうろうろしていた。
そろそろ下ろうとエンジンをかける。
『一緒に下るか?』
無駄と判りつつ声を掛けると少し離れて見送ってくれた・・・ようだった。

それにしても飼い主はどうしたんだろうか?
まぁ里まで下れないほどの距離ではないので大丈夫だとは思うが・・・。

下方に人の里が見える。さぁ、またがんばるか!
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おれ自身も目には見えないけれど、くすんだ薄汚れたどす黒い想いを捨てさせてもらった。
それもきっと自然にしてみたら不法投棄だろう。
目に見えるゴミや空き缶を捨てる者と五十歩百歩、どんぐりの背比べ・・・。

捨てられたのか、はぐれたのか定かでないし飼い主が居たかもしれないが
もし捨てられたのだとしたらあの犬ももまた不法投棄の被害者だろう。

せめてもの罪滅ぼしとお礼の意を込めて
目に見えるゴミや空き缶やペットボトルを荷台に積み込んだ。
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