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清冽さにただただ心が洗われた・・・
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      苔むした石の狭間を縫うようにあとからあとから・・・
     

共に生きるものたちに・・・
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                      恵みを分け与えながら・・・                  
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              あとからあとから癒しの音を奏で流れる清らかな命の水
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何かを欲する事も誰かの見返りを期待する事もなく、
ただただ与え続け、流れ続ける・・・


― その場所は不意に現れた気さえした。
思わず二人して、まるでおばさんの如く『あららら』『あららら』と口走った。
清らかさと完璧なまでの配置。見事な演出に脱帽した。
山の神々の造りたもうた庭園を見て、心底こんな庭を造りたい、
と思ってそんな事を口走ると『こりゃ、無理やで』と紫親父が言った。
飽くことなく二人してしばらくの間眺めていた。
まったく何処もかしこも素晴らしい処ばかりだ。
此処は『あらららポイント』と名づける事に決まった。
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    ここに留まるわけにもいかないので先へ進む。
    相変わらず日差しは夏のものだ。水を飲みながら歩く。       DSC02596-1.jpg

             しばらくは両側から生い茂る樹々の緑のトンネルが
             強い日差しを遮ってくれている。
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まるで竜のように渓流の上へ張り出した苔むした楓にまた目を奪われる。
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              薄暗い右手の斜面には、時折、樹間から陽の射す場所が・・
              そこだけ明るく浮き出ていた。
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桂の樹だろうか?株分れした若い枝が活き活きと周りを取り囲んでいる。
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2年前にもこんな樹を撮っていた。
どうも撮るものの好みは相変わらずだ。
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しばらくいくとさして大きくなさそうな沢の上にかかる橋があった。
ドウドウと結構な水量で滝を形作っていた。
よく見ると石積みした堰堤だった。ヒトのつくりしものもやるじゃないか。
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       まことに涼しげな風情で幾分暑さも和らいだ。
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              『付き合いきれんよ』と言いたげな後姿を見送りながら
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お構いなしにあちこちでうろうろと画像を収めるために立ち止まる。
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        斜面では樹も草も殆ど真横に生えている。
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            こんな空と山の緑はついつい撮りたくなってしまうのだ。
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道は少し下りになって渓流とほぼ同じくらいの高さになった。
すぐ脇に渓流の流れが見える。
少し渓の冷たい流れで火照った身体を冷やす事にした。
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荷物を降ろして渓流の中の石に腰掛けて2ℓのペットボトルの水を飲む。
渓の水は少し濁っていて底は見えない。上流の工事のせいだろう。
ミキサー車が林道を下っていった。

何となく『うろつかみ』をしてみようと思い、濁って見えない石の下に手を入れてみる。

『うろつかみ』・・・何十年ぶりだろうか?
確か最後にやったのは20年くらい前のキャンプした翌朝だったろう。

冷たくて最初はすぐに手を出してしまったが、じきに慣れてきた。
2つめか3つめの石の下の"うろ"に手を入れるとぬるっとして
動くものに手が触れた。
『おっ!』肩の辺りまで濡らしながら更に奥へ手を突っ込む。
『居た!居た!』後ろで休んでいる紫親父に背中で興奮気味に叫ぶ。
この石の"うろ"はどうやら行き止まりらしい。
殆ど掴んでいるのだが、そのまま抜くと滑って逃げられそうだ。
反対側から手が入らないかと探るが左手が入るしかしスペースがない。
何とか片手だけで掴んで"うろ"から手を抜きかけた・・刹那!
掴んだ掌から、するっ!と逃げられてしまった。
悔しいので、ちょっと本気になってきた。

紫親父は渓の石の上で休みながら笑っていた・・・。



『紫親父と共に・・・【傑之巻】』を書き出してから
出立編時流編流水編そして今回の清浄編と既に4編になっております が、まだ続きますよたははは
『起・承・転・結』 ― 『樹・生・天・傑』となぞらえ書き始めました、
が、ちっとも結びになりませんまっ、いつもの事ですのでご理解いただき、もうしばらくお付き合いくださいませ
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