脱出!!
昼前に戻るつもりでいたので珍しく食い物も飲み物も持っていかなかった。
おとといの晩から降っていた雨は止んでいたが、標高の高いところでは雪だったらしい。

いつもの通り特に目的もなく、あちこち見てみたが、落ち葉に包まれた枯れ色の山肌は
あまり春めいたとは言えなかった。
昼近くなり腹も減ったし、喉も渇いたんでちょっと近道しようと
いつもは通らない雑木林の坂道を下ろうとしたが、
少しばかり道幅も狭く、おまけにだいぶ傾斜が付いている。
一旦車を降りて、坂ノ下の道の所まで様子を見に歩いて下る。
微妙な感じだったけど今更戻るのも嫌だし『まぁ、行ってみるべ』
坂を下りだして数メートル、木の根の張り出したかなり傾斜のきついところへ差し掛かると・・・
『あっ!!
ヤッ、ヤバス!!
』






