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自分で話していても寒気というか全身総毛立つような感覚は
ますます研ぎ澄まされていました。
他にも色々話したような気がしますが、
なにぶん随分以前の事なので内容は忘れてしまいました。

当時の私は、今ほど・・・まぁ今もそれほどあるとは言えませんが
そのような体験もほとんどなかったので人から聞いた話が大半でした。
そんな私がこの晩、その後、こらから書くような体験をするとは
この時点では夢にも思いませんでした。

時間を見ると1時を少し回っておりました。
丑三つ時も近づき大分酔いも回ってきていましたので
『眠くなってきたしそろそろ寝るべか』
と私が言うとシゲちゃんは
『俺、帰る・・・』
『えぇー!、おれのテントでなら寝られるじゃん!
まぁ、おめぇは呑んでねぇからいいけど・・・途中の道おっかねぇじゃん』
『だいじょうぶ、だいじょぶ、明日の朝また来るね』
と言い残しシゲちゃんは車に乗り込み帰っていきました。

残ったO君と私は
『えぇー!ほんとに帰ったよ、こえぇなぁ~。あいつはあほだぁ~!
いやぁ~、しかしO君の話はこえぇわ!
んじゃまぁ寝るべか、面白かった!またやろうね!』
『そうですなぁ、寝ましょ。寝ましょ。』
と各々のテントに入り眠る準備をはじめました。

私のテントは一応3~4人用、O君のテントは芋虫と言うか
モスラみたいな形をした1人用のテントで
2張りのテントの間隔は1mあるかないかでした。
O君の方へ足を向けて眠るのも何だか申し訳ないような気がしたし
何となく心細いのもあって頭をO君のテントのほうに向け
頭と頭をつき合わすような形でシュラフ潜り込みました。

ナイロンの薄い布切れ1枚でも(フライシートもあるんで厳密には2枚だけど・・・)
テントに入ってシュラフにもぐりこんで横になっていると
蓑虫みたいに全身を包まれている感じと暖かさもあって
不思議と安堵感がわいてくるものです。

隣と言うか頭の1mほど先のO君のテントからも
眠る準備をしている衣擦れの音が聞こえました。

先程までの恐怖体験の話しもあえて頭から消し去り
他の楽しい話など想い出していると酔いも手伝って
かなりいいご機嫌になってきましたので
さぁ寝るかと灯りを消しました。
O君も既に灯りを消していたようで、途端にテントの中も
薄い生地のテントの外側と同じ漆黒の闇に包まれました。


『ぼそ・・ぼそ・・』


O君のテントから、ほんとうに微かで小さな呟きが聞こえました。

『何か言ったぁ?』
『・・・・・。』

返事はありません。

『何か言ったぁー?』

『・・・・・。』


やはり返事はありません。

風もないようで水路を流れる水音が近くの山にこだまの様に響くだけで
あたりは静寂に包まれています。

『なんだぁ、寝ちまったのかぁ?、まぁいいや』

と、ぶつぶつ呟きながら、さして気にも留めず
酔いと疲れで私はいつしか深い深い眠りへと落ちていきました。

... 続きを読む
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シゲの話しも終わり酔いと焚き火による顔のほてりとは裏腹に先程にも増して全身総毛立ち、
風の音や後ろの林でする『がさっ』という音に身体中が鋭敏に反応していました。
何しろ回りは暗闇の山でございます。
時間はいつしか0時を回り日付が変わっておりました。

『まだあるかい?・・・そろそろ・・・』と私が言いかけた時
シゲが『こじさん、あのHさんから聞いた話はどう?あれ聞きたい』
『あぁ、あの話し・・か・・・』

当時の私は霊感もそんな体験もありませんでした。
まっ霊感の方は今でもありませんがその手の話しは好きで
その当時もキャンプの時など皆でよくしておりました。
その話しは以前バイク屋をやっていた時の
取引先の社長のHさんから聞いた話でした。

Hさんは私より五つほど年上で若い頃は生まれ育った都内で
地元の仲間とバイクで走り回り色々とヤンチャしていたそうで
まぁ世代的にはに暴走族のハシリの年代の方でした。

ある日、皆で走ろうといつも集まる酒屋の前の広場へ集まったそうです。
その日は珍しく昼間、走ろうと集合をかけたそうです。
皆がボツボツと集まりあとはリーダーを待つばかりでした。
待ち合わせの時間を5分過ぎ・・・10分が過ぎた頃、

『○○さん、おせぇなぁ!』

誰かが少しばかり苛立たしそうに吐き捨てるように呟いた時、
遠くから聞き覚えのある排気音が聞こえてきました。

『おっ来た来たっ!』

と言い終わるか終わらないかのうちに爆音とも思える排気音を響かせながら
リーダーの乗ったバイクは皆の前で止まり・・・
もせずそのまま皆の前を行き過ぎ、緩い左カーブをそのまま直進し
反対車線側のその先にある酒屋と隣家の塀の間に引き込まれるように
吸い込まれていったそうです。

『グシャッ!』


鈍い音が響き辺りが一瞬凍りついたように静寂に包まれました。

『・・・・・・・。』


『見・・た・・・?』  誰かが呻くように呟きました。

『見た・・・・。』   他の誰かが搾り出すような乾いた声で呟きました。


十数人の人間が、その時、同時に見たものは・・・
とてもこの世の光景とは思えないものだったそうです。

かなりのスピードだったにもかかわらず両手をハンドルから離し
その腕を狂ったように振り回しながら

『やめろーっ! 離れろーっ!』


と、ものすごい形相で叫びながら

背中にしがみついたびしょ濡れの青白い顔をした10歳くらいの男の子


を引き離そうとしているリーダーの姿でした。

『わぁあぁあああ~~~っ!』 
 
『グシャッ!』


結局、リーダーはそのまま帰らぬ人となったそうです。
偶然なのか亡くなったリーダーのご実家は酒屋さんを営まれていたそうでございます。

実はこの話しはまだ終わりではありません。
プロローグとなるようなエピソードがあったのです。
ここ数日、秋雨前線の影響で暑さも和らぎ随分と涼しくなってまいりました。
が、紫親父からも催促されておりますしまだ途中でしたので
そろそろ怪談の続きなどしようかと思います。


O君の話しが終わり背中や首筋の後ろには前にも増してゾーっとした
寒気が走っておりました。
後ろを見ることは勿論、赤々と燃える焚き火の明るさの向こうに広がる
暗闇を見ることもはばかられる様な感じでございました。

『よくまた行ったじゃんよぉ』
『ほんと、ほんと』
話しを聞き終わった私とS(今回よりシゲちゃんといたします)は
ほとんど同時に口を開きました。

O君は他にもまだありそうでしたが
『僕ばっかりも何なんで誰か話してくださいよ』
という事で次はシゲが話す事になりました。

彼も霊感が強いのは先にも書きましたが、何故か霊感の強い人は
自分の身に起きた不思議で恐ろしい出来事を
淡々と語るような気がいたします。
その淡々とした語り口が余計に怖さを倍増させる気がいたします。

その話しはシゲが中学の時、学校帰りに体験した話しでした。

その道は斜面を削って通した道路で幹線道路にもつながり
駅の脇を通る舗装された坂道でした。
が、狭いのと片側が崖になっているのもあり
行き違いがしにくいというのもあってか
車の往来はあまり多くなく両側に木々が生い茂った
薄暗く寂しい感じのする道でした。

車の往来も少ないだけに通学路にもなっていたのでしょうが、
車の往来が少ないのにはもうひとつ理由があったようです。
その道の斜面の上は墓地になっていて地元ではよく『出る』と
噂がある道でした。
私は通ったことこそありませんが、そんな噂も含め知っている道でした。

ある日、学校からの帰り道、途中まで一緒だった友人とも別れ
一人でとぼとぼ坂を下っていった時の事だったようです。
夕暮れ時の薄暗くなったその道の前方に『ひょこひょこ』と
何か横切っているのが見えたそうです。
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最初は何だかよくわかりませんでしたが立ち止まって
よくよく目を凝らして見ると
薄っすらと向こうの景色が透けた膝から下の足だけが
左手の崖下から『ひょこひょこ』と道を横切り右手の斜面のあたりへ
『すーっ』と消えていったそうです。

更にシゲは話しを続けました。

それは仲間とある橋の近くの河原でサバイバルゲームをし
そのあとバーベキューしたときの事だったそうです
ひとしきり食べて人心地ついて焚き火を囲み
皆で話をしていたときのことでございます。

そのうちの一人が橋の下の橋脚の脇へ小便しに行ったそうです。
小便もし終わり仲間の元へ戻ろうと振り向いて歩き出した途端、
突然、橋の上から人の頭ほどある石が『がっ!』と
先程までいた辺りへと落ちたそうです。
あと一瞬歩き出すのが遅ければ頭を直撃しそうな場所でした。

驚いた彼は仲間の元へ走り戻り今あった出来事を話すと
『見てた、見てた、誰もいねぇのに・・・』
『悪戯にしてもわざわざこんな夜中に・・・』
『来たときはそんな大きな石なかったぞ』
『何よりそんな大きな石を誰がいつ持っていったんだ・・・』
『大体、車も人も通らなかったじゃねぇか・・・』
念のためすぐに橋の上を調べてみると当然誰も居らず
そればかりか一回りほど小さな石が今にも落ちそうに
先程石の落ちた真上のあたりにあったそうです。

『ここはなんかあるぞ』
当時、彼らは夜な夜な地元の心霊スポットなどを巡っていたようでしたので
皆で焚き火の回りに戻りそんな話をしながら先程の橋脚の方を見ると
DSC08578.jpg

橋脚の向こう側から大小二つの黒い人影のようなものが
こちらを覗っているようでした。
皆で近づいていくとその影のようなものは橋脚の後ろへ隠れましたが
裏へ回って調べても当然のことながらそこには誰も居りませんでした。

その晩、持っていたカセットを録音状態にしてセットして撤収したそうですが
翌日、回収してテープを再生してみると川の流れの音に混じり
『ぱきっ、ぱきっ!』と人が歩いて枯れ枝を踏みつけたような音が
録音されていたそうです。


何気に見ていた『ザ!世界仰天ニュース』
本郷 猛(1号)に風見志郎(Ⅴ3【ヴィスリャー】)、神 敬介(Ⅹ)、
おまけにヒビキさんと香須実さん(何でこの二人だけさん付けさ?)
そいから『電王』のナオミまで出ている。naomi.jpg


そいやぁ新聞のテレビ欄に載ってたなぁ
日テレなのに何故?と思いつつ、なんか嬉しいのである
音角が微妙にしょぼい感じでした。っておれの『音角』はいつ完成するのやら・・・

そういやぁ香須実さんは『AXE』のCM出てましたなぁ
今更ながらでございますがこちらでスリットの入ったスカートでご教授してくらさいまふ 
ついでに蒲生麻由さんのオフィシャルブログ『マユトリサラ』はこちら
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既に昨日となった数時間前の皆既月食は見逃してしまったが、
今は真ん丸いお月様が蒼々とした光を湛え虫の音(ね)の中に浮かんでいる。
          
          DSC08554.jpg
          月の光は思うより明るく強い・・・
              その幾条にも放った蒼い光の矢
               時おり流れ往く雲を射止めようとするのだが                   
                 雲は雲で微塵も気にせず往きすぎては何処かへ消えていく・・・                                
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                    過ぎ往く夏の夜更け・・・虫の音(ね)で月光浴・・・。
昨日約二ヶ月ぶりに天狗の森の上流へ行ってきた。
天狗の森へはちょこちょこ行っていたけど、上流部へは久しぶりだ。
長靴を履いて渓流を歩いていくと階段岩の少し下流の砂利が堆積して
大きな中州になっていた処が随分と削り取られ流れが変わっていた。


            階段岩のあたりも随分と砂利が堆積して幾分浅くなって
            対岸からも割りと簡単に渡れるようになっていた。
            水量がすくないせいもあるし何より途中で長靴もズボンも
            びしょ濡れで気にならなくなっていたせいもあるが・・・たはは
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こっちは二ヶ月前ね
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さらに上流へ向かうと
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二ヶ月前にあったこの岩?石?もひっくり返ったのか流れたのか姿が見えなかった。
去年の豪雨の時にも流れなかったのに・・・
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去年泳ぎ納めした小さな淵

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             堤防になっていた岩が崩れすっかり普通の流れになっていた
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             そんなに大水出たのかぁ?

汗もかいたし今年はあんまり来られず水浴びもしていないんで禊もかねて
少し下流の手ごろな落ち込みで濡れついでにいつものように
"まっぱ"で泳ぐことにした。
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            まだまだ残暑厳しいけれど水の中は別世界。
            しばし水泡と戯れ残り少ない夏を身体中で満喫した。
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そんな話しを聞きながら焚き火の暖かい明るさとは裏腹に
背中の後ろにはなんともいえない総毛立つような
"ぞーっ"とした寒気と暗闇が広がっておりました。
O君の話にはまだ後日談がありまして・・・。

『実はその翌年・・・だったかなぁ・・・?今度は一人で行ったんですわ』

季節は夏、確か7月も終わりに近い頃だったようです。
その日O君は一人でトレッキングし再び"あの"キャンプ場で
一泊する予定だったそうです。

キャンプ場へ向かう林道を歩いて行くと、がけ崩れのために
崩れた土砂ですっかり道がふさがっていたようです。

何とか行けそうな感じもしたのですがなにぶん一人ではあるし、
それに陽も傾いてじきに薄暗くなりなりそうでしたので無理をせず、
そのがけ崩れの地点からほんの少し戻った丁度カーブになって
斜面がいくらか洞(うろ)になっているような窪地でビバークする事に決め、
暗くなる前に焚き火の用意や夕食の準備をしたそうです。
少しばかり早かったのですが夕食も済ませ、
疲れもあってかぼんやりと焚き火を眺め座っていたようです。

夏の強い陽射しも今はすっかり落ちあたりも薄暗くなり始めた頃、
ふもとから続く右手の方から結構しっかりと登山の装備をした
4人のパーティがとしっかりとした『どっどっどっ・・・』
という足音を響かせつつ自分の前を通り過ぎようとしたそうです。

『そっちはがけ崩れで行けませんよ』

親切心と一人でいる心細さと同じ山に登るものの心得として
声を掛けたにもかかわらず、
その4人のパーティは返事もせず見向きもしませんでした。
が、ただ一人だけ2番目を歩いていた男が歩きながらも
"じーっ”DSC08384.jpg

っと睨むように見つめたままO君から目を離さず


『どっどっどっ・・・』と4人でカーブの向こうに消えていきました。


『人が親切に声掛けてやったのに、おまけに睨むなんて。なんか感じ悪ぅ』
腹立たしい想いで聞くとは無しに聞いていた足音は
丁度がけ崩れのあたりに差し掛かる頃でした。

何の躊躇も滞りもせず、足音はそのまま『どっどっどっ・・・』
とがけ崩れを通り過ぎたようでした。

さしておかしいとも思わず『行けたんやなぁ』と考えていると、
遠のいていたはずの足音は全く乱れのない同じ『どっどっどっ・・・』
と言う調子で"左手"つまり今歩いて行った方から徐々に近づき
今度は"自分の頭の上"つまり崖の上の方から聞こえてくるではありませんか。
以前にも通ったことのあるその林道はそんな所に道はないし
何よりかなりの急斜面で比較的平坦な林道と同じペースで歩けるはずも
ありません。

『どっどっどっ・・・』

先程まで崖の上でしていた足音は相変わらず同じペースで
今度は最初に4人組が姿を現した右手の方から近づいて来ます。
『どっどっどっ・・・』

DSC08386.jpg


目の前を足音だけが通り過ぎて行きます。
『どっどっどっ・・・』
徐々に足音の半径が小さくなり自分の周りを
『どっどっどっ・・・』と足音だけが回っているのです。
『どっどっどっ・・・』さらに小さくなった足音の輪はいつしか
耳元で聞こえ自分のすぐ後ろで消えました。
『うわぁぁああああ~』
いやぁ、それにしても暑いですね
この部屋の気温も一昨日も昨日も35℃
今日はいくらか風もあるので32℃って暑さに大差ないのでございます

んなわけであんまり暑いんでわたくしが体験したり、
知人から聞いたいくらか涼しくなるようなお話を二つ、三つ・・・

今からさかのぼる事17年ほど前、
当時、私はとある喫茶店に勤めておりました。
※詳しくはこちらをご覧ください

お客様は元々アウトドア系の方が多く、
さらに当時はマスターがパラグライダーのエリアを
オープンしたばかりでしたので、そんなお客さんも沢山いらっしゃいました。
そんなのもありまして元々アウトドアが好きだった私も
当時は友人や気の会うお客さんと仕事が終わってから
毎週のようにキャンプをしていたものでございます。

O君もそんなお客さんの一人でした。
彼は関西方面から信州大学に来ていたくらいでしたから
相当なアウトドア好きで高校時代にはワンダーフォーゲル部に
所属していたようでした。

O君がたまたまパラで飛びに来ていたその日、練習をしていた私は
色々話すうち意気投合し、以前からの友人のM.Sも交え
その晩3人でキャンプをすることになりました。
すっかり日も暮れて真っ暗になったエリアの練習場の一角にテントを張り
焚き火を囲んで、お酒を呑みながら、あぁでもないこうでもないと
いろんな話をしておりました。

そのうち誰からともなく(多分私ですが・・・)
『なんかおっかねぇ話ししようぜ
とお決まりの恐怖体験怪談話になったのでございます。
M.Sが霊感が強いのは以前から知っておりましたが
聞いたところO君もなかなかのようでございました。

これはその時聞いたO君が体験したお話でございます。

O君がまだ高校生だった頃、ワンダーフォーゲル部の仲間で計画を立て
夏休みに地元からも近い大江山でトレッキングがてらに
キャンプをする事になったそうです。

大江山っちゃぁ酒呑童子の居たところじゃん』
『よく知ってますねぇ、こじさん。
そんなのもあってか結構"出る"って噂のキャンプ場だったんですよ』

楽しく一日を過ごし男子と女子、各々のテントに別れ
あれこれ話しながら寝るまでのひと時を過ごしていた時でした。
突然『ひゅ~~~』と風きり音とも笛の音ともつかぬ音が聞こえると
登山用のテントなどにある円筒形の通気口がテント内から
外に引き出され『バタバタ』と激しく"はためき"だしたのでした。

特に風が強かったわけでもありませんし、
テント内でばたつくならまだしも突然外に引き出されるとは・・・
言い知れぬ不安感を押し殺し近くにいた一人が筒を中に入れると
縛っておいたはずの通気口の結び目が解けていたそうです。

皆で今起きたことが腑に落ちぬまま、不安を打ち消すかのように
今度はしっかりと結び手を離した・・・瞬間・・・
再び『ひゅ~~~』と・・・

慌てて仲間の一人がそれを掴んだ時には・・・
あれほどしっかりと結んだにもかかわらず
既に結び目は解けていたようでございます。

それからは特に何も起きなかったようですが
皆、眠るに眠れず、まんじりともしないままようやく朝を迎えました。
少しばかりほっとし夕べの出来事を話そうと皆で女子のテントへと
向かったのでございます。

『おはよう』 『・・・。』返事がありません。

まだ寝ているのかと思い、先ほど余栄少し大きな声で
『おはようっ!』 『・・・・。』やはり返事はありません。

そればかりか微かにすすり泣くような声さえいたします。
夕べの自分たちのテントで起こった事もあり
皆で顔を皆で見合わせ『開けるよ!』と少しばかり不安げに
ほんの少しだけ開いていたテントのファスナーを開けると・・・。

中では皆が皆、尋常でない顔つきで震え、
真っ青になったまま凍りついたように身動ぎもせず
中には泣いている娘も・・・。

『どうしたの?』尋ねてもなかなか答えられないようでした。
『どうしたのっ?』再び尋ねれば、ようやく中の一人が
我に返ったように・・・

『夕べ【ひゅ~~~】って音がしたら誰かが少しファスナーを開けて
隙間から一晩中、目だけが覗いていた・・・。』
DSC08.jpg
挿絵 こじぞう

震える声でそういうと恐怖の為か堰を切ったように
泣き出したのでございます。

『・・・。』彼らは顔を見合わせ娘たちを元気付けるために
『心配ないわ!そりゃおれたちだわ!驚かそうとしてやってたんだ。ごめんっごめん!』
と言ったものの自分たちの仕業でないことは明白でしたので
再び夕べの出来事と重なり明るい朝日の中でも
鳥肌がたち背中には言い知れない寒気が走ったそうでございます・・・。
         
2007.08.13 コロッケ
ほんとに久しぶりの更新でございます
他所様のブログにもほとんどお邪魔しておりません
なんか暑くて書く気にならんつうのが本音でございますがぁ

じぶんちの夕飯のおかずを記事にしても立ち寄ってくれた皆様には
たいして面白くないかもしれませんが、まぁまぁご勘弁を

んで、夕べの我が家のおかずは?ってぇと・・・。
かみさんが昼間暑い中仕込んでいたコロッケでございました
DSC08367.jpg


うだるような暑さが幾分和らいだ日曜日の夕暮れ
冷えたビール(昨日は頂いたビール、久しぶりのビール
と熱々のコロッケ・・・美味!
至福のひと時でございました
DSC08376.jpg

どうもこのところ書く意欲ってぇのを欠いておりまして
いつの間にやら暦は葉月(八月)となりまして
ずいぶんと久しぶりの更新でございやす

それはまだ自民党が大敗する前の先週の土曜日、
近所の現場でしたんで昼飯を食いに家に戻ったわけでございます。
昼飯も食い終わり一休みしてそろそろ仕事に戻ろうとしたら、
予約してあった『ヒビたん』こと『響鬼探求』が宅急便で
届いたのでございます。
すぐにでも封を解きたいのは山々でございましたが、
『今夜のお楽しみ!』と『オンライン書店bk1』の黄色い包みのまま
机の上へ置いて出かけたわけでございます。

夕刻になり家に戻りますってぇと送り状の記事欄に
響鬼探求 弊社からの謹呈です』と記載された
もうひとつの小包が棚の上におかれてあったんですなぁ。
『???』『もしかして・・・
とるものもとりあえず後から届いた小包を開けると
『おおお!!
DSC08300.jpg

折りしもその日は『アジアカップ・サッカー日韓戦』でございまして
最初は『後で読もおっと』とぱらぱらめくっておりましたが
読み進めるうち、いつしか夢中になり応援もそこそこに・・・
んで負けたんぢゃねぇかと・・・んなわけないねたはっは

各分野から、またいろんな角度から『響鬼』という物語を『探求』した
読み応えのある一冊でございました。

公募エッセイのパート『私の心に響いた響鬼』には
公募された方全員の文章を載せてくださったようで
恥ずかしながらわたくしの稚拙な文章も掲載されちょりました。
DSC08302.jpg

こんな立派な本に著名な方々と一緒に掲載されるなんて・・・うっうっうっ
うはははは正直うれしいっす

放映終了後こんな素晴らしい本まで出来てしまう『響鬼』という作品。
少しでも興味をもたれ、いまだにご覧になっていない方は
DVDで『一之巻』から『二十九之巻』まで見てみてくらはい。
そんでまた『響鬼探求』読むと『驚き倍増!服部半蔵!』
でございますから・・・。




仮面ライダー響鬼 VOL.1 仮面ライダー響鬼 VOL.1
細川茂樹、栩原楽人 他 (2005/08/05)
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